- 「ウォーターサーバーを設置したいけど、毎月の費用が高い」
- 「ボトルの保管場所もないし、持ち運びも大変そう」
そんな悩みがある方に向けて、最近は水道水を使えるウォーターサーバーもたくさん発売されています。
水道水が使えるウォーターサーバーのメリットとデメリットを一挙大公開します。
それぞれの特徴やどんな方におすすめなのかを紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
水道水が使えるウォーターサーバーのメリットとデメリット
これまでウォーターサーバーというと、ボトルを装着するタイプしかありませんでした。
しかし、ここ数年でろ過フィルターの性能が向上したことや、利用者のニーズに応えるためにメーカーが開発したのが、水道水が使えるタイプです。
では、メリットとデメリットをみていきましょう。
水道水が使えるウォーターサーバーのメリット
メリットとして、以下のような点を挙げられます。
定額制で飲み放題
まず最大のメリットとして、「定額制で飲み放題」が挙げられます。
これまでのボトル型ウォーターサーバーだと、水を購入して飲んでいたため、飲めば飲むほどお金がかかっていました。
しかし、水道水が使えるウォーターサーバーならば、どれだけ飲んでも料金は変わりません。
家族がたくさんいる家庭や、料理などにも使いたいと思っている方なども、使用量を気にせずいくらでも使用できます。
ペットにあげる水として使ったり、洗顔に使ったり、活用の機会が増えます。
ボトルの注文や交換の手間が必要ない
「ボトルの注文や交換の手間が必要ない」のも大きなメリットです。
多くのボトル型ウォーターサーバーでは、毎月決まった数の水が届けられ、追加で注文するときにはこちらから注文しなければいけませんでした。
忙しい毎日を送っていると、注文を忘れてしまい、ウォーターサーバーが使用できないなんてこともあります。
また、交換も大変です。8~12Lのボトルが一般的ですが、女性や年配の方にはかなりの重労働になります。
10kgのお米を胸のあたりまで持ち上げると想像していただければ、かなり大変だということがイメージできるかと思います。
しかし、水道水が使用できれば注文や交換の手間などなく、いつでも簡単に補充することができます。
ボトルの保管場所が必要ない
ボトル型のウォーターサーバーだと、保管場所を確保しなければいけません。
かなりの大きさと重さになるので、人の目につくところに段ボールを置いておきたくないという方もいるでしょう。
水道水が使用できればそんな心配もありません。
自宅の貴重なスペースを水のボトルで埋めてしまうことなく、空間を確保できます。
ボトルのごみが出ない
水道水が使用できれば、ボトルのごみが出ません。エコにもなり、ごみ捨ての問題からも解放されます。
小さくたためるタイプのボトルならばまだいいですが、しっかりとした作りのボトルだと潰すのにも一苦労です。
ゴミ出しの時にも目立つため、近所の目を気にしてしまう方もいます。
ボトルのごみが出ないというのも、大きなメリットです。
水道水が使えるウォーターサーバーのデメリット
メリットだけでなく、デメリットについても見ておきましょう。
デメリットは以下のような点が挙げられます。
ウォーターサーバーのお手入れが必要なものもある
水道水を使用するため、タンク内のお手入れが必要なメーカーもあります。
その場合、除菌スプレーやメーカーから配布された除菌水などを使用してお手入れをすることになります。数分で終わりますが、面倒に感じる方もいるでしょう。
備蓄水として使用できない
ボトルで保管できないため、備蓄水としての役割は期待できません。
ただ、ウォーターサーバー本体の内部には、水を冷やしたり温めたりするためのタンクが入っており、数リットルは確保することができます。
初期工事の必要なものがある
この後で紹介しますが、水道水が使えるウォーターサーバーには「水道直結型」というものがあります。これは初期工事が必要になるため、工事の日程調整が必要です。
定期的なカートリッジの交換が必要
水道水をおいしいミネラルウォーターにするために、ウォーターサーバー内部ではカートリッジが使用されています。
水道水に含まれるさまざまな不純物を取り除き、おいしさの源となるミネラルはしっかりと残す役割です。
各メーカーによってカートリッジの中身は違いますが、定期的な交換はどのメーカーも必要です。
定期的に郵送され自分で交換するタイプと、業者が訪問し交換してくれるタイプがあります。
業者が訪問するタイプは日程調整を行う必要はありますが、その代わり内部の洗浄なども行ってくれることがあります。
水道水が使えるウォーターサーバーには、大きく分けて2つの種類がある
水道水が使えるウォーターサーバーには、大きく分けて「水道直結型」と「補充型」があります。それぞれの特徴をみていきましょう。
水道直結型
まずは、水道直結型です。
このタイプはキッチンなどの水道管から、ウォーターサーバー本体にパイプをつなぎます。
そのため、初期工事が必要になることがありますが、その代わり水の補充の手間がありません。
ウォーターサーバー本体をキッチン付近に設置できるなら、直結型のほうが手間なく使用できます。
補充型
次に補充型です。
補充型のウォーターサーバーは、ウォーターサーバー本体にピッチャーなどを使って水道水を補充します。
初期工事は必要ないため、本体が到着したらすぐに使用できます。
また、水道管が近くにない寝室や廊下などにも設置できるのはメリットです。
部屋のレイアウトに合わせて、設置場所を簡単に変えられるのもポイントです。
水道水が使えるウォーターサーバーはこんな方におすすめ
水道水が使えるウォーターサーバーの特徴やメリットとデメリットを伝えてきましたが、以上の点を踏まえて水道水が使えるウォーターサーバーはこんな方におすすめです。
1.ウォーターサーバーをたくさん使う方
料金が定額制のため、水をたくさん飲む方や家族がたくさんいる家庭にはおすすめです。
ボトル型のウォーターサーバーの時は月に1万円を軽く超えていたのに、水道水が使えるウォーターサーバーにしてからは3,000円前後に収まったという方もたくさんいます。
職場や学校など、人が多く集まる場所に設置するのもおすすめです。
2.ボトルの注文や交換が手間な方
毎日忙しくて、荷物の受け取りが難しい方には水道水が使えるウォーターサーバーだと便利です。ボトルの保管場所を考える必要もありません。
また、女性や年配の方など、ボトル交換が大変な方も水道水の補充であれば簡単にできます。
水道直結型であれば、そもそも補充の必要さえありません。
水道水が使えるおすすめのウォーターサーバー3選
最後に、水道水が使えるおすすめのウォーターサーバーを厳選して3つ紹介します。
ウォータースタンド【水道直結型】

出典:ウォータースタンド
「ウォータースタンド」はサーバーのタイプごとにレンタル料金が設定されていて、使用方法によって好きなタイプの本体を選べます。
また、カートリッジの交換は機種によって交換サイクルが違いますので、専門スタッフが訪問して行います。
内部のメンテナンスは6カ月に1度、専門スタッフが訪問して作業します。
ハミングウォーター【補充型】

出典:ハミングウォーター
ハミングウォーターは、毎月定額3,190円(税込)のシンプルな料金設定です。
カートリッジの交換は自分で行うため、4カ月に1度の交換時期に合わせて郵送で届けられます。
タンク内にはUV殺菌ランプが搭載されており、衛生面も安心です。給水タンクは取り外し、簡単に水洗いをすることができます。
アクアバンクウォーターサーバー【補充型】

出典:アクアバンク
アクアバンクウォーターサーバーは、ミネラル水素水ウォーターサーバーです。
水道水から水素水を作るため、独自ブレンドされたカートリッジを採用しています。
毎月4,378円(税込)の定額で使用できます。
内部のメンテナンスやカートリッジの交換は、専門スタッフが年に1度訪問し作業してくれますので安心です。
まとめ
水道水が使えるウォーターサーバーを紹介しました。
定額で使用できるため、ボトル型と比べて費用面で安く使用できるのはうれしいです。
水道直結型か、補充型かなど、各メーカーによって特徴がありますので、ぜひお気に入りの一台を見つけてください。
おいしい水のある生活を楽しみましょう。