日常的な飲み水として便利なウォーターサーバーは、自宅や職場で人気のアイテムです。
そんなウォーターサーバーですが、沖縄でもサービスが提供されています。
沖縄県で利用が可能なウォーターサーバー6選と、選ぶ際のポイントも紹介します。
沖縄でどんなウォーターサーバーが使えるのか知りたい方は、参考にしてください。
目次
沖縄の水道水について
意外に知られていませんが、沖縄のミネラルウォーターへの支出は日本一(※1)です。
というのも、沖縄の水道水はほかの地域と比較して水の硬度が高く(※2)、味や料理などに影響が出やすいからです。
しかし沖縄は地理的な問題で、ウォーターサーバーを販売している事業所があまり多くありません。
ウォーターサーバーの選択肢が少ないので、サービス内容をしっかりと調べてから契約しましょう。
(※1.参考:ミネラルウォーターへの支出|統計局)
(※2.参考:沖縄県企業局)
沖縄でウォーターサーバーを利用するメリット
沖縄は水道水の硬度が高めなので、ウォーターサーバーを利用すると手軽においしい軟水が飲めるのがメリットです。
ペットボトルの水を買う手間も省けますし、重いペットボトルを自宅に運ぶ必要もありません。
また、沖縄は1年中暖かい日が続くことから、いつでも冷たい水が飲めるのもメリットでしょう。
沖縄でウォーターサーバーを選ぶポイント
沖縄でウォーターサーバーを選ぶときのポイントは以下の通りです。
②ランニングコスト
③水の種類
④床置きタイプか卓上タイプか
⑤1カ月の水の使用量
それぞれ解説します。
①配送エリア
沖縄でウォーターサーバーを選ぶときは、沖縄が配送エリアに含まれているかを確認しましょう。
サーバー会社によっては、沖縄の配送に対応していない可能性があります。
沖縄県に住んでいる場合、まずは配送エリアを確認すると良いでしょう。
②ランニングコスト
沖縄県でウォーターサーバーを設置するときは、ランニングコストに注意して選びましょう。
ランニングコストとして、水代・サーバーレンタル代・電気代・メンテナンス代・その他がかかります。
沖縄だからといって、値段が高いわけではありませんが、配送料がかかるサーバー業者も多いので注意しましょう。
③水の種類
赤ちゃんがいる家庭では、水の種類にも気を付けましょう。
沖縄県の水は硬度が高めなので、赤ちゃんに与える場合は注意が必要です。
体内の臓器が発達していないので、ミネラルを含む水だと腹痛や下痢を引き起こす可能性があります。
赤ちゃんには、ミネラルがあまり入っていない軟水を選びましょう。
④床置きタイプと卓上タイプ
ウォーターサーバーには、床置きタイプと卓上タイプがあります。
床置きタイプのメリットは、安定した床に設置するので、転倒する危険性が少ないことです。
一方、卓上タイプのウォーターサーバーは、キッチンやテーブルの上など狭いスペースにも設置できるのがメリットです。
床置きタイプと違いどこにでも置けるので、スペースを無駄なく活用できます。
ただし、床置きタイプもバランスの悪い土台の上に置くと、転倒する可能性があるので十分注意しましょう。
⑤1カ月の水の使用量
ウォーターサーバーを選ぶときは、1カ月に使う水の量を把握しておきましょう。
事業者によっては、毎月の注文ノルマがあります。
ウォーターサーバーをあまり利用しない家庭や、1人暮らしの方はノルマがないサーバーを選ぶと良いでしょう。
飲料水として使う場合の、一般的な水の使用量は以下の通りです。
- 単身世帯の場合:20L
- 夫婦世帯の場合:30L
- 3人家族(大人2人+子ども1人)の場合:36L
(参考:コスモウォーター)
沖縄で使えるウォーターサーバー6選
沖縄で使えるおすすめのウォーターサーバーは、以下の通りです。
- プレミアムウォーター
- アクアクララ
- 日田天領水
- 麦飯石の水
- うるのん
- ウォーターワン
それぞれ紹介します。
プレミアムウォーター

出典:プレミアムウォーター
プレミアムウォーターは、熊本県南阿蘇の天然水を採用したウォーターサーバーです。
水の価格は12L(1,987円/税込)(※3)で、最低2本からの注文になります。
配送料は1セットあたり、沖縄本島220円(税込)、石垣島・宮古島715円(税込)です。
全7種類のサーバーがありますが、沖縄県で利用する場合は「amadanaスタンダード」しか選べないので注意しましょう。
プレミアムウォーターは、水質を重視している方におすすめのウォーターサーバーです。
非加熱処理で殺菌をしているので、水のおいしさの要素である「溶存酸素」を減らさずに飲めます。
(※3.PREMIUM3年パック12Lの場合)
アクアクララ

出典:アクアクララ
アクアクララは、ノルマのないウォーターサーバーです。
水の価格は12L(1,296円/税込)7L(972円/税込)で、最低2本からの注文になります。
沖縄にアクアクララの店舗があるので、配送料は無料です(宅配エリアは沖縄本島内のみ)。
500mlあたりで計算すると54円(12Lの場合)なので、安くて続けやすいウォーターサーバーといえるでしょう。
また、アクアクララには5種類のサーバーがあり、コーヒーマシン一体型のAQUA WITH(アクアウィズ)も選ぶことができます。
AQUA WITH(アクアウィズ)は、コーヒーマシンで有名な「ネスカフェ」と共同開発したウォーターサーバーです。
コーヒーをよく飲む方であれば、こちらのサーバーも検討すると良いでしょう。
ウォーターエナジー(日田天領水)

出典:ウォーターエナジー
日田天領水には、今話題のミネラル「シリカ」(90ml/L)が含まれています。
また、HACCPを導入したり、ISO22000を取得したりするなど、水の衛生管理にも力を入れているのが特徴です。
水の価格は、10L(1,566円/税込)で、毎月1セット(10L×2個)が送られてきます。
配送料は水の価格に含まれており、全国一律で無料です(離島・一部の地域は別途配送料が必要な場合もあり)。
ウォーターサーバー本体は、冷水専用で卓上タイプのみとなっています。
麦飯石の水

出典:麦飯石の水
麦飯石の水は、「麦飯石」と呼ばれる天然岩石を使って、ろ過した水です。
「麦飯石」にはサンゴのように無数の孔があり、水のなかに入れることで吸着し、不純物を取り除いてくれます。
水の価格(配達価格)は、12L(756円/税込)19L(1,080円/税込)で、最低注文数は12L×2本または19L×1本です。
500mlあたり約28円(19L・配達価格)と、その圧倒的なコストパフォーマンスが魅力です。
配送料は水の価格に含まれており、配送エリアは沖縄県内のみとなっています(離島・一部地域は配達不可)。
うるのん

出典:うるのん
うるのんは、バナジウムを含む富士の天然水を使用したウォーターサーバーです。
水の価格は、12L(2,050円/税込)で最長4週間に1回、12L×2本の水が送られてきます。
沖縄県への配送も可能ですが、1本あたり1,738円(税込)の配送料がかかるので注意が必要です。
一部の離島や山間部には、配送できないところもあります。
ウォーターワン(沖縄の海洋深層水)

出典:ウォーターワン
ウォーターワンは、地元沖縄県久米島の海洋深層水を深さ612mからくみ上げ、RO水として提供しています。
水の価格は、以下の通りです。
- 沖縄県内:12L(1,674円/税込)
- 宮古島市・石垣市:12L(2,106円/税込)
- 沖縄県外:12L(1,782円/税込)
最低注文本数は12L×2本で、偶数単位で注文になります。
配送料は、水の価格に含まれているので無料です。
沖縄県で採れた、新鮮な水を飲みたい方におすすめです。
まとめ
沖縄は水道水の硬度が高かったり、本州と比べて暑い日が続いたりするので、ウォーターサーバーの人気が高い地域です。
しかし、沖縄は地理的な問題で、利用できるウォーターサーバーの数が多くありません。
沖縄でウォーターサーバーを利用するときは、住んでいる地域が配送エリアに含まれているかどうかを、必ず確認しましょう。
どれを選べば良いか悩んだときは、今回紹介した6つのウォーターサーバーを参考にしてください。